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東建、習志野の環境配慮型物流施設が竣工

2026.10.05
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「T-LOGI南船橋」外観




4階倉庫内。3・4階は、保管や荷役作業に適したメゾネットタイプとし、荷物用エレベーターと垂直用搬送機を設置している



 東京建物(株)は5日、環境配慮型物流施設「T-LOGI南船橋」(千葉県習志野市)を報道陣に公開した。竣工済の「T-LOGI」シリーズとしては、関東地方で最大規模の施設となる(延床面積ベース)。


 同物件は、東関東自動車道「谷津船橋」ICより約0.1km、京葉道路「花輪」ICより約0.8kmに位置。JR京葉線「南船橋」駅から徒歩約11分。敷地面積3万8,200.71平方メートル。建物は鉄筋コンクリート造・鉄骨造地上4階建てのランプ型で、延床面積は9万6,391.85平方メートル。竣工は9月30日。


 全12区画に分割し、倉庫床の最小床面積は約2,800平方メートルと小規模区画の賃貸ニーズに対応。センター車路形式を採用し、梁下有効天井高は一部を除き各階5.5m、床荷重は1平方メートル当たり1.5t。1階の倉庫床面積は約1万4,000平方メートル。2区画で両面トラックバースとし、1区画当たり10tトラックを35台まで停車できる。トラック同士の荷物を積み替えることをメインとする顧客をターゲットに「トランスファーセンター」としての運用を見込む。残り2区画は、借り主の(株)武蔵野ロジスティクスの要望に応え、冷凍冷蔵設備を備えた区画を整備。2階の倉庫床面積は約1万5,000平方メートルで、こちらも4区画が竣工前に成約済み。


 3・4階は、保管や荷役作業に適したメゾネットタイプで、倉庫床面積は計約3万7,000平方メートル。4階には車路を設けず、倉庫床面積を広く取り、荷物を大量に保管したいという顧客のニーズに対応。効率的な荷物運搬動線を実現するため、各分割区画に荷物用エレベーターと垂直用搬送機をそれぞれ1基または2基ずつ設置している。


 3・4階の東側と4階の西側の計3ヵ所に、従業員専用のラウンジを用意。Wi-Fiや電源設備、無人コンビニを設けるなど、ワーカーにとって快適な就業環境を実現することで、入居企業の人材確保に寄与する。環境配慮への取り組みとして、施設屋上に太陽光パネルを設置。容量は1,990kW。発電した電力は、商用電力と併せて施設内で自家消費するほか、余剰電力は同社の「トフロム八重洲 タワー」や「ハレザタワー」へ送電する。こうした取り組みにより、ZEB認証およびCASBEE Sランクを取得した。


 同社は、物流施設事業を資産回転型事業(※)の中核を担い、利益創出と資産回転率向上をけん引するものと位置付け、積極的に投資している。今後は、需要が高まる冷凍冷蔵倉庫を関東をはじめ中部、関西、九州にて4年間で11物件を開発する計画。危険物倉庫も関東、東北、九州で開発を進めていくという。 


(※)投資家への売却を前提として用地やアセットを取得し、開発(バリューアッド)後に売却する事業












1階倉庫内。トランスファーセンターとしての運用を見込み、両面バースを採用




4階東側ラウンジからは谷津干潟を望むことができる。バードウォッチングで従業員がリフレッシュできればとの思いで、テーブル上には双眼鏡を用意




施設屋上に設置した太陽光パネル。東京建物の担当者によると遮熱効果もあり、企業からは評価が高いという



 

出典:最新不動産ニュースサイト R.E.port ©1997 株式会社不動産流通研究所

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