
JR西日本不動産開発(株)は29日、米国テキサス州ダラスにて、既存賃貸集合住宅事業「Mirasol Park Lane」(総戸数246戸)に係る事業に参画すると発表した。
同社の米国子会社であるJRWD US Inc.を通じたもので、共同事業者は、ダラスを拠点として賃貸集合住宅への投資や運営、価値向上を手掛ける「Mirasol Real Estate Partners」。JR西日本不動産開発グループ単独で米国の企業と協業するのは初めてで、米国における既存賃貸集合住宅事業も初となる。
同社は、これまでの米国での開発案件で培った現地パートナーとの協業経験を生かし、稼働中の同物件の運営に参加。さらにMirasol社と共同で、物件の特性や入居者のニーズを踏まえた運営改善やバリューアップ等に取り組む。
物件は、ダラス中心部と北部の主要エリアを結ぶUS-75とNorthwest Highwayの交差点付近に位置し、ダウンタウンやアップタウンをはじめとする主要な雇用集積地へのアクセスに優れた立地。また、複合商業エリア「The Shops at Park Lane」内に所在することから、交通利便性と生活利便性が高い。
建物は鉄筋コンクリート造+木造地上6階建て(竣工:2017年)と、鉄筋コンクリート造地上10階建て(8〜10階部分、08年竣工)の2棟構成。賃貸面積は約2万443平方メートル。ラウンジやフィットネス施設、プール等の共用施設を備えている。
住戸内は良好な状態を維持しているものの、共用部は利便性や快適性を高める余地があると判断。今後は共用部の改修を中心に住戸内の一部更新や運営コストの適正化を進めるとともに、入居者募集や物件管理体制を改善していく。また、居住者サービスと運営効率の向上に資するテクノロジーの活用等のバリューアップも進めていく予定。