業界関連ニュース

丸の内価値向上へ、既存ビルに就業者ラウンジ/三菱地所

2026.09.09
業界関連


「lounge Ö」のライブラリー。季節ごとにテーマを設定。利用者が本を持ち寄り交換しあう


 三菱地所(株)は8日、「新国際ビル」(東京都千代田区)に就業者向けラウンジ「lounge Ö(ラウンジ オー)」を開設し、さらにフレキシブルオフィス「xLINK(クロスリンク)丸の内新国際」を整備したと発表した。いずれも、丸の内エリア全体をプラットフォームとして価値向上を図る「丸の内“まちまるごとワークプレイス”構想」の重点施策「まちまるごとバリューアップ」の一環。


 “まちまるごとワークプレイス構想”は、大手町・丸の内・有楽町エリアの利便性や企業集積を生かし、テナント企業が自社オフィスだけでは実現しにくい機能や取り組みをエリア全体で提供するもの。「まちまるごとバリューアップ」では、新築・建て替えだけでなく、既存ビルのリニューアルや暫定利用なども組み合わせながら、エリア全体の機能や魅力の向上を図る。


 「lounge Ö」は、新国際ビルの1階・地下1階に整備した約520平方メートルの就業者向けラウンジ。「新国際ビル」「丸の内二重橋ビル」等で働く「MARUNOUCHI WORKERS」会員が利用できる。カフェ機能「Baiten」や、テーマに沿った選書と本の交換機能を備えたライブラリー、イベントや交流会などに利用できる貸切スペースを設置。有楽町の最新情報やイベント等を発信する拠点としての役割も持たせる。アートを軸としたイノベーション創出プラットフォーム「YAU」の作品も展示し、食・本・アートを通じた交流や新たな発見を促す。


 「xLINK丸の内新国際」は、4月に新国際ビル1・2階で開業した施設で、全体面積は1,018平方メートル、個室13室を設けた。企業のプロジェクト拠点やサテライトオフィス、本社機能の拡張などに対応し、執務スペースのほか共用ラウンジ、会議室、コミュニケーションスペース等を設置。内部階段で「lounge Ö」と接続する。同社が丸の内エリアで展開する「xLINK」として9施設目となる。


 同社は今後も、既存ビルの機能更新と新規開発を組み合わせ、丸の内エリア全体の価値向上を進めていく。

出典:最新不動産ニュースサイト R.E.port ©1997 株式会社不動産流通研究所

一覧へ戻る