シービーアールイー(株)(CBRE)は29日、2025年第4四半期の全国13都市オフィスビル市場動向調査の結果を発表した。
東京の空室率はすべてのグレードで低下。オールグレード空室率は1.6%(前期比0.5ポイント低下)で、業容拡大や出社回帰を背景としたオフィスの拡張や分室開設、グレードアップ移転などが幅広い業種で散見された。グレードAの空室率は0.7%(同0.3ポイント低下)と、20年第3四半期以来、約5年ぶりに1%を下回った。
オールグレード賃料は1坪当たり2万3,440円(同2.5%上昇)。グレードAは4万1,050円(同3.3%上昇)と、09年第1四半期以来17年ぶりに4万円台となった。
大阪は、オールグレード空室率が2.2%(同0.1ポイント低下)、グレードAは3.7%(同0.8ポイント上昇)。新規供給物件1棟が空室を残して竣工したことが上昇の主因。
賃料はすべてのグレードで上昇。オールグレード賃料は1万5,000円(同1.6%上昇)となった。グレードA賃料も2万6,950円(同3.7%上昇)と上昇し、20年第1四半期の過去最高値を更新した。
名古屋は、オールグレード空室率が2.3%(同0.1ポイント低下)、グレードAは0.7%(同0.4ポイント低下)と、19年第4四半期以来、6年ぶりに1%を下回った。賃料は引き続きすべてのグレードで上昇。オールグレード賃料は1万4,520円(同0.9%上昇)、グレードA賃料は2万8,750円(同1.6%上昇)と、いずれも過去最高値を更新した。
地方都市のオールグレード空室率は10都市中5都市で前期比低下、4都市で上昇、1都市で横ばいとなった。オールグレード賃料は、すべての都市で上昇。福岡は1万6,580円(同0.5%上昇)と、過去最高値を更新した。