東急不動産(株)は30日、新築分譲マンション「ブランズタワー大阪梅田」(大阪市北区、総戸数256戸)の開発に着手したと発表。
「BRANZ(ブランズ)」の関西圏でのフラッグシップ物件。Osaka Metro谷町線「中崎町」駅徒歩3分、阪急電鉄神戸線、宝塚線、京都線「大阪梅田」駅徒歩12分。大阪の梅田エリアで開発する。敷地面積2,913.33平方メートル、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造、地上38階建て。
Low-Eガラスや高断熱浴槽など、入居者の快適性や利便性向上に寄与する環境配慮の設備を導入し、「ZEH-M Ready」のBELS認証を取得。また、風力発電所由来の電力を共用部に供給し、クリーンエネルギーの活用やCO2の削減を図る。さらに、全戸にエネファームを導入し、共用のランドリー機器にはカーボン・オフセット都市ガスを利用、CO2削減につなげる。
駐車場棟と車寄せの上に人工地盤を設けて緑化し、同じ階のラウンジスペースやテレワークスペースからその緑を望むことができる設計とした。さらに同社が策定した長期景観管理計画「GREEN AGENDA for BRANZ」を導入し、肥えた土壌を作る落葉溜や虫を主食とするシジュウカラを呼び込む巣箱、生態系の保全に貢献できるエコスタックなどを設置して生物多様性保全にも貢献する。
同社によると、20階以上の超高層物件で「ZEH-M Ready」の基準を達成するのは日本初だという。
販売時期は2025年4月中旬、竣工は27年1月下旬、引き渡しは3月下旬の予定。