国税庁は7月3日に、29年分(1月1日現在)の路線価を発表しました。全国の平均変動率は前年比0.4%(昨年は0.2%)で、2年連続の上昇となりました。
都道府県別の平均変動率では、北海道、宮城県、福島県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、愛知県、京都府、大阪府、広島県、福岡県、沖縄県の計13都府県(昨年は14都府県)が上昇しています。
東京都の平均変動率は、4年連続の上昇となり前年比+3.2%(昨年は+2.9%)です。2020年の東京オリンピック・パラリンピックを前に再開発が進む地域では、大きく上昇しました。
路線価トップは32年連続で東京都中央区銀座5丁目の銀座中央通りで、昨年の18.7%から26%に上昇しています。続いて京都(20.6%)、札幌(17.9%)、大阪・横浜(15.7%)となっています。