森トラスト(株)とNTT都市開発(株)は、共同で進めている大規模複合開発プロジェクト「東京ワールドゲート赤坂」(東京都港区)が8月に第1期竣工し、10月31日に竣工式を行なった。
同プロジェクトは、国家戦略特区における国家戦略都市計画建築物等整備事業の認定を受けている。「赤坂ツインタワー」の再開発に当たり、周辺ビルと連携の上で街区形成を進めた。敷地面積は約1万7,980平方メートル。「赤坂トラストタワー」を新規に建設し、既存の「NTT赤坂ビル」「ATT EAST(旧・ATT新館)」と合わせての延床面積は約23万6,200平方メートル。
「赤坂トラストタワー」は、敷地面積約1万3,100平方メートル、鉄骨造・一部鉄骨鉄筋コンクリート造・一部鉄筋コンクリート造地上43階地下3階建て、延床面積約20万8,000平方メートル。従業員エンゲージメントの向上に資するオフィスフロアやホテル、サービスアパートメントなどで構成するほか、赤坂の歴史文化を発信する施設や大規模緑地も整備する。
2025年10月には第2期竣工を予定。現在、日本初進出となる外資系ラグジュアリーホテルの誘致や、「東京ワールドゲート赤坂」と赤坂氷川神社を結ぶ歩行者空間の整備を進めている。