不動産情報サービスのアットホーム(株)は2日、「不動産のプロに聞いた!『資産性の高いマンションか見極めるポイント』」ランキングの結果を公表した。マンションの売買仲介業務に携わっている全国の加盟店464店を対象に、インターネットによるアンケート調査を実施した。調査期間は6月28日〜7月5日。
資産性の高いマンションか判断する上で重要な条件・設備を聞いたところ、1位は「管理状況」(67.0%)。「管理が悪い建物は将来的に価値が低くなる」というコメントが多数寄せられた。2位は「修繕積立金が適正である」(47.2%)、3位は「外観や内廊下がメンテナンスされている」(44.2%)。それぞれ、「修繕積立金が適正より大幅に低い場合、修繕されないまま価値が下がってしまう可能性がある」(2位)、「見た目も価値に影響する」(3位)といった声があった。
周辺環境については、1位が「最寄り駅との距離」(72.8%)。不動産会社からは、「駅からの距離が10分以内だと資産性が高い傾向にある」とのコメントが寄せられた。2位「周辺環境の充実性(スーパーマーケットやコンビニなど)」(51.5%)、3位「エリアの人気」(50.6%)と続いた。