東急(株)、L Catterton Real Estate、(株)東急百貨店は12日、3社が特定目的会社を通じて推進する東急百貨店本店(東京都渋谷区)の跡地開発プロジェクト「Shibuya Upper West Project(渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト)」を11日に着工したと発表した。
隣接する「Bunkamura」を含めた敷地面積は約1万3,675平方メートル、延床面積は約11万9,000平方メートル。新築部分は地上34階地下4階建て。高さは155.7m。ライフスタイル提案型のリテール店舗(地下1階〜地上6階)、日本初進出となるスモールラグジュアリーホテル「The House Collective(ザ・ハウス・コレクティブ)」(8〜17階)、都市型賃貸レジデンス(18〜33階)で構成する複合施設とする。
「Bunkamura」は新施設の7階に拡大移転。新施設の建築デザインを手掛けるノルウェーの建築・デザイン事務所のスノヘッタが、「Bunkamura ザ・ミュージアム」のデザインも担当する。
同プロジェクトの竣工予定は2029年度。